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大樹友の会

 

 

品名
トマト 熊本県 「大樹友の会」
歴史
一言に「トマト」といっても、奥が深いものです。トマトは原産国南米ペルーから世界各地にわたり、その土地の天候や環境に合わせて品種改良が重ねられて、現在では8000種類以上の品種が存在すると言われています。今後も人々の嗜好に合わせて更に増えそうです。日本にトマトが伝わったのは17世紀なかば。徳川四代将軍・家綱のおかかえ絵師・狩野探幽が「唐なすび」と呼び、1668年にスケッチしています。文献でもっとも古いものは、江戸前期の儒学者・貝原益軒の『大和本草』(1709年)で、「唐ガキ」と紹介されています。


    狩野探幽の「唐なすび」(東京国立博物館所蔵)

最初はヨーロッパ同様、観賞用として珍重されていました。食用になったのは明治以降。キャベツやたまねぎ、アスパラガス、にんじんなどの西洋野菜とともにあらためてヨーロッパやアメリカから導入されたのでした。トマトの語源は、中米・メキシコに栄えたアステカ文明の言葉であるアステカ語のZitomatoに由来すると言われています。英名はTomato、仏名はTomate、独名はTomaten、中国名(漢字名)は蕃茄と書きます。日本では、この中国名(漢字名)に習って「蕃茄(ばんか)」「唐柿(からがき)」と呼ばれていました。「蕃茄」とは、蕃(中国)の茄子(トマトはナス科なので)という意味です。この「トマト」という呼び名、世界共通だと思っている人も多いのでは?トマトという呼び名は「膨らむ果実」を意味する「トマトゥル」からきています。はるか昔、メキシコ湾をのぞむベラクルス地方のアステカ人がこう呼んだのが始まりです。トマトゥルとは元来「ホオズキ」を指し、メキシコではホオズキを煮込んで料理に使っていたところから、形がよく似たトマトも同じ名前で呼ばれたようです。実は、イタリアでは「ポモドーロ(黄金のリンゴ)」、フランスでは「ポム・ダムール(愛のリンゴ)」、イギリスでは「ラブ・アップル(愛のリンゴ)」と、さまざま。なぜリンゴ?と思われるかもしれませんが、昔からヨーロッパでは値打ちの高い果物や野菜を「リンゴ」と呼ぶ習慣があったからのようです。このようにトマトの歴史を検証すると!リンゴのイメージから木になる実ですね! 農家が育てた木になる果実? 大樹の農家が作った果実? が!大樹友の会のトマトです。
セールス
ポイント
「美味しくて!旬な野菜を!そのまま食べたい。」そんな組合員様の声に答えるべく、大樹友の会は立ち上がりました。私達、大樹友の会では、安全性、栄養価、そして味といった観点で厳選したトマトを組合員様みなさまの日常の食生活を支えるべく、日々トマト栽培の研究しております。 私達の生活を支える食に関する文化や教育またまた食そのものが危ないと言われます。それは、作った人、育てた人、扱った人が、自分たちでは食べないのが現状です。作った人も自分で食べ、選んだ人も自分の子供に食べさせることのできる「責任のある」トマトをご提供します。 同時に、農家の収穫時点でおいしさを出すのでは無く、選んで頂いたお客様が召し上がる時点での美味しさを重視し、常に研究し、物流管理を、しっかり行い、お届けまでの時間に合わせた収穫を行います。それは、大樹のトマト一つ一つが選んで頂いた組合員様のオーダーメイド トマトです。
生産者
コメント
■友成一之
熊本の横島平野は有明海を埋め立てた干拓地です。そのため、トマトの栽培に適したミネラル分などが豊富にある土地です。自然に近い形で優れた品質のトマトを送り出そうと頑張っています!

■大家 浩
私の畑は土壌の塩分濃度がとても高く、過酷な環境の中トマトを育てています。そんな過酷な環境で育ったトマトは絶品です。是非ご賞味下さい。

■友田 紀之
トマトを栽培する上で一番注意している点はいかに実の詰まったトマトを作るかを心がけています。そのため、微量要素や、天然資材などを使用し皆さんが食べるときに「おいしい!!」と言った人が一人でも増えるよう努力します。

■和田 道治
私の目指しているトマトは、果肉がなめらかで、食感が良く、甘みの強いトマトを栽培する事です。その方法として水にこだわり、施肥設計をしっかり行い、適量な肥料を与えるようにしています。水は、イオン水を使用し土壌中の酸素を多くし、微生物を活性化させ、適量の肥料を吸収させます。目指すトマト作りとして、常に畑と食卓が隣合う農業を目指し、食べる人の事を想うトマト作りに取り組んでいます。
食べ方
一番オススメする食べ方は、ずばり“丸かじり”。ジュレ部の酸味と皮の甘さのハーモニーを、口の中で存分にお楽しみください。でも、注意してくださいね。ちょっと固めの果実は、思いきりかぶりつくと、弾けんばかりに果肉と果汁が詰まっていますよ。その他、素材そのものの味を味わってほしいから、サラダやグリルなど、汗ばむ季節になったらすりおろしトマトスープや簡単な調理方法をオススメします。又、加熱して調理のレパートリーを増やしたいという方には、トマトパスタはもちろんの事!野菜とトマトを合わせて煮込んだ「トマト煮」や茄子との相性も合いますので「茄子とトマトのオーブン焼き」やお肉でしたら「チキンのトマトシチュー」なんかもお勧めです。
加工品
トマトの加工品の歴史を振り返ると、明治時代にまでさかのぼります。その頃は、日本料理と西洋料理との融合が進み日本独自の洋食が誕生しました。大正時代にもなると当時ホテルやレストランでしか食べることが出来なかったトマト ケチャップを使った料理、オムライスやチキンライスやカツレツなどが家庭に入り、時代の近代により洋食も大衆化してきました。このような時代の背景とともに、日本の食卓に溶け込んだケチャップは、洋食の定着とともに一世紀に渡り食卓を飾りました。そしていま、2000年代に入り、トマトの加工品でトマトジュースはもちろんの事トマトを使ったレトルトカレーやトマト鍋の素やトマトを使ったウスターソースなどの日本独自の和洋折衷の洋食から、洋食のベースであるトマトソースやピザソース・サルサやチリソースなどがあげられると思います。最近ではスイーツの中にも登場してきます。トマト大福からトマトジュレ・トマトクッキー・トマトゼリーなど様々なスイーツの中に素材として活躍しています。この他にも、ワインを愛される方は、ワインのおともにドライトマトをチョイスされ、楽しむ方も多いようです。このようにトマトは日本のハイカラな食スタイルを楽しむ存在としてこれからもニュージャパナイズ(新日本風)を作って行きます。
栄養成分
トマトは、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど健康に良い野菜です。トマトの赤い色はリコピンという色素によるもので、赤色の濃いトマトほどリコピンが多く含まれている。 リコピンには強力な抗酸化作用があり、老化を防ぐ作用や、肌や皮膚を若々しく保つ美容作用、がん予防に効果があるなど多くの働きが近年注目を集めています。またトマトには、風邪の予防に効果的に働くビタミンC、脂肪の代謝を円滑にするビタミンB6、血液中の塩分を排出し高血圧予防に効果的なカリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。さらに、水溶性食物繊維のペクチンが含まれ、便秘を改善するほか、老廃物や有害物質を排出する働きを促進し、生活習慣病(成人病)の予防に効果的である。リコピンをはじめとするトマトの栄養成分は、トマトが完熟したときに最も多くなる。 生で食べるときはなるべく完熟したものを選びたいですね。【トマト100g当たり】・ビタミンAが390μg・ビタミンB6が0.07μg・ビタミンCが20mg・カリウムが230mg・食物繊維0.7g・鉄が0.3mgトマトは低カロリーで、少量でも満腹感がありますが、食べ過ぎると体を冷やすことがあります。特に、冷え性の人や腸の弱い人は、食べ過ぎにはご注意ください。
その他
世界で最も多くトマトを摂取しているのはギリシャですギリシャではなんと1年間に国民一人あたり130kg近いトマトを食べているのです。この量を1日あたりに換算すると約360g。生トマトなら大2個分にあたります。一方、日本は1年間に一人あたり10kg弱で、1日あたりではミニトマト1.5個分にしかなりません。その理由は日本の場合、サラダなど生で食べることが多く、食材として料理につかわれることが少ないからです。大樹友の会ではトマトに対するそんな食文化を新たに提案し、さらにトマトの新たな食文化を作り、日本から世界に向けてトマトの食スタイルを発信できればと思います。